真面目なトレーニー程気にしてしまうのが「オーバーワーク」ではないでしょうか?
普段頑張りすぎてしまうあなた様だからこそオーバーワークは念頭に置いてトレーニングされていると思います。
しかし多くのアスリートを除いてオーバーワークは気にする必要がないのをご存知でしょうか?
もちろん年齢や性別、体格や目指すものによって千差万別ではありますが、多く場合オーバーワークにたどり着くのも困難なのです。
今回はそんなオーバーワークに関するご紹介とオーバーワークを気にする必要がない、もしくは気にする必要があるラインについてもご紹介させて頂きます。
オーバーワークとは?
オーバーワークとは日本語で過労という意味になりますがここでは筋トレ業界でのオーバーワークについてご紹介させて頂きます。
筋トレ業界でのオーバーワークは過度なトレーニング量という意味です。
一般的に慢性的なオーバーワークにより引き起こされるデメリットとして怪我や病気が挙げられます。
更にトレーニングを行っているにも関わらず筋肉が肥大、成長しないといったデメリットも大きな問題でしょう。
これらの原因として身体の回復力がトレーニングによるダメージを下回る事で引き起こされる問題とされています。
つまりオーバーワークとはトレーニングのやりすぎ、もしくは身体の回復力が足りていない状態と言えます。
具体的なオーバーワークの基準とは?
ここで問題となるのがオーバーワークの基準値となります。
ご覧頂いているあなた様は「自分はオーバーワークじゃないのか?」とお悩みではありませんか?
もしそうだとすれば頻度や回数、セット数を基準とされているでしょう。
しかし現段階で身体の不調が見られなければ大きな問題はないと考えます。
その理由としてアスリートのトレーニング量は更に多く過酷な内容だからです。
アスリートと同量をこなしているのであれば心配ですが、同じ部位を毎日10回3~5セット程であればそれほど深刻に悩むことはないでしょう。
オーバーワークにならないように回復力を上げる
前提としてオーバーワークの規定は人によって様々です。
先ほどお話した通りオーバーワークには身体の回復力も考慮しなければいけません。
つまりしっかりと栄養と睡眠を取っているのかでもオーバーワークか否か決まるのです。
同じ毎日10回3セットのトレーニングを行う方でも以下のケースで全く異なります。
- 毎日朝早くから夜遅くまで出社して食べ物も偏りがちな30代←オーバーワークになりがち
- 毎日バランスの取れた食事を摂取して睡眠もしっかり取れている30代←オーバーワークにならない可能性が高い
つまり毎日不規則な生活を行う方はトレーニング量よりも睡眠や食事を気に掛ける事から始めるのがおすすめでしょう。
睡眠はかなり重要度の高い項目です。
一日5時間を下回るかつ質の悪い睡眠であればどんなトレーニングもオーバーワークになりがちです。
以下の記事を参考にして頂ければ幸いです。
睡眠不足 疲れが取れない スタンフォード流の睡眠方法は試してみましたか? 手順を分かりやすくご紹介
最後に
最後にオーバーワークの特徴として数値をあまり気にしない事が重要となります。
- トレーニング中に軽い痛みや違和感がある
- やる気が出ないというよりも身体に倦怠感がある
- 呼吸が浅く集中力がない状態
というように身体は私達が無理しないようにしっかりとサインを出してくれています。
毎日自分の身体の調子に耳を傾ける事で少しずつ分かるようになるのでなるべくこのサインは無視しないようにお気を付けくださいね。
また筋トレで一番怖いのは怪我と病気です。
怠けと疲労の違いはしっかりと区分けして身体が疲れていると感じた時には多めに休養を行ってください。
怪我の回復は筋肉を減らすだけではなく時間も消費する事となります。
休養に一日使うのか怪我に一週間から一ヶ月使うのか?
あなた様はどちらを選択されるでしょうか?
更に筋肉は休養中にも成長します。
少し休んで縮んだと思うでしょうが多くの場合パンプがなくなった状態というだけです。
休んでトレーニングを再開すればまたすぐにそのパンプ分は戻りますのでご安心ください。
適度な休養とトレーニングをみっちり行って筋トレライフを充実させてください。
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