この記事を見てほしい人
人に頼るのが苦手な人
頼るのが悪いことと勘違いしている人
頼っても迷惑がられる人
この記事で何が得られるか
頼る力が手に入る
頼る本質が分かる
頼るタイミングがある
今回は「頼る」にフォーカスして勉強してきました!!
頼るのって難しいですよね。
- いつ頼ればいいのか
- 本当に頼っていいのか
- 頼っていることで迷惑にならないか
こんな不安があるかと思います。
でも安心してください。
その点踏まえて丁寧に「頼る」について解説させて頂きます。
頼ることの本質がわかれば頼って自身が救われるだけではなく
頼ることがコミュニケーションとなり、頼った相手と仲良くなることも可能です。
もちろん「頼る」に依存してしまったり使い方を誤れば良くない影響になるのでその点のみ注意してください。
「人に頼る」と「人を使う」が混同している
おそらく頼ることが苦手な人は大半が「使う」と混同しています。
人に頼るとは人を使うとは異なります。
人に頼るとは自分を助けてほしいと頼むことです。
ただ労力として依頼する行為とは全く異なります。
自分では対処しきれないタスクやトラブルを解決してほしいと懇願する行為です。
相手からすると
「自分ではどうにもならないので助けてください!」
と言われて嫌な気持ちにはあまりなりませんよね?
「あっ困っているなら助けてあげよう」と大半がそう思うはずです。
これが人を使う行為であれば話は変わります。
「助けて」ではなく「やっておいて」となり、懇願ではなく依頼(もっと強いと命令)です。
これが人に頼るが悪いことと勘違いしている大きな要因です。
もちろんどちらも人の時間と労力を使うことに違いはありませんが、意味合いは全く違うことはご納得いただけたかと思います。
人に頼られるのが気持ちいいわけ
頼られるということはこの人なら何とかしてくれるという見込みも含まれています。
問題を解決したいのだから当然ですよね。
すなわち問題解決の実力を認められているからこそ相手を頼られるのです。
人が人に頼られて悪い気がしないのはこれですね。
だから人頼ることは悪いことではなく逆に「頼りになりますね」というコミュニケーションにもなるのです。
そう思うと今度から少しは人に頼ることに抵抗は少なくなりませんか?
むしろ頼らない方が損と思った方がいいかもしれません。
ただしご注意ください。
頼み方や頼るタイミング次第ではイラッとされる方や余裕がない方だと本当に怒ってしまわれることにもなりかねません。
なのでここでは頼むタイミングや言い方や頼み方をご説明させていただきます。
人を頼るベストタイミングとベストな言い方頼み方
まず前提として人によって余裕のキャパシティーは異なりますのであくまでも目安としてお考えください。
また基本的には忙しいそうであったり、辛そうにしている場合にはいくら嬉しくても余裕はないので断られる確率は増えます。
もし了承してもらっても相手の負担になりかねませんので頼る事に慣れてしまうのは危険ですのでほどほどにするようご注意ください。
このタイミングでは頼まない
1.深い集中時には頼まない
相手が忙しい時には頼み事を受け入れる隙間もないことはわかりますよね?
逆に至福のリラックスタイムも要注意です。
もちろん余裕はあるので邪険にされることはないでしょうが良い印象にはなりません。
その間はリラックスタイムに集中しているからです
つまり仕事でもオフでも極度に集中している際には頼まない方が賢明でしょう。
2.集中散漫時には頼まない
逆説的になりますが、あまりにも集中力が散漫しているときにも頼まない方が賢明です。
むしろ頼んだ時に適当に聞かれていたり、誤った解釈をされてしまう事で頼ることで余計な仕事が増えたりします。
具体的には休日前や休日後の仕事モードに上手く切り替わっていない時にはほとんどの頼み事は後回しにするといいでしょう。
つまり集中力が両極端に振り切れていなくて忙しくない人であれば誰にでも頼っていいと言えます。
具体的には
- 朝のメールチェックや朝礼後の少しの隙間
- お昼やその他休憩上がりちょっと前か後のタイミング
- タスクとタスクの隙間
等々がベストなタイミングです。
ただそんなピンポイントで頼み事はないと思います。
なのでそのタイミングで任せられるようにタスクを調整することがおすすめです。
(優先順位をつけてその時間にタスクを合わせる。)
もし優先順位もつけられずに誰にも頼れず、自分の仕事が明らかに多い場合には上司に相談しましょう。
完全なキャパオーバーなので限界を超えるか業務内容の見直しが必要となります。
この相談も頼ることと考えると相談しやすいです。
次にうまく頼れる言い方をご紹介させていただきます。
うまく頼れる言い方
先ほどお話した通り頼るとは相手の解決する実力を見込んでお願いすることです。
これが頼れた際に気持ちよくなる理由なのですが、現代においてそこまで読み取れる余裕がない方の方が圧倒的に多いです。
なのではっきりと頼れる理由を伝えてください。
先ほど上司に相談を例にするときどちらがいいでしょうか?
- 「話があります。私の仕事多すぎるので減らしてください。」
- 「お忙しいのにすいません。上司さんにしか相談できないので聞いてもらえますか?仕事が多くて手をつけられていないのでもう少し調整してもらえると嬉しいです。」
いかがでしょうか?
同じお願いごとですが、もしあなたが上司だとしてどちらのお願いを聞けますか?
もしお願いが聞けなかったとしても後々何とかしてみようと思いませんか?
相手の都合も考え、実力に頼り、悩みを打ち明ける。
これがうまい頼り方の極意です。
正論でわかりやすい悩み相談では可愛げがなくむしろ自己都合しか考えていないようにも聞こえますよね。
これだけでも生きやすさが段違いです。
仕事以外でもプライベートな友人や恋人でも十分に通用する頼り方なのでぜひお試しください。
また悩みを聞いてもらったら3度感謝の言葉を伝えるのも効果的です。
- 頼った時
- 頼った翌日(昨日は聞いて頂きありがとうございました。)
- 悩みに対して動いてくれたら(あれからだいぶ楽になりました!ありがとうございます。)
当たり前のことですが、この言葉がないと効果が半減し次回から頼られたくない人になるので当たり前だからこそ忘れがちなのでご注意ください。
相手は悩み解決や行動した結果をなによりも気になっていますのでどう解決したかも合わせて伝えてあげるとお互いに幸せになれます。
人は頼りあって繫栄した生物
人はお互いに頼りにし合いながらコミュニティを作って繫栄してきました。
その名残がしっかり今も受け継がれています。
人は一人では生きていけませんので頼る事は悪いことでも恥ずかしいことでもないのです。
何より人は協力しあって初めて最大限の能力を発揮するのです。
ご自身の能力を他の人と掛け合わせる事で実力以上の成果も難なく乗り越えられます。
1人で抱え込まずにうまく頼って生きやすい生活を手に入れてください。
そしてもし困っている人がいれば同じように頼らせてあげてください。
相手もあなたに頼りたいと思っていますよ。
何せあなたには問題解決の実力があるのですから。
それでは本日もご覧いただきありがとうございました。
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