もし気分とかではなく体調不良なら休んだ方が健康にも筋肥大にも良いんだ!
この記事を見てほしい人
頑張りすぎてしまう人
休みを悪いことだと勘違いしている人
睡眠だけで休養が十分だと思っている人
この記事で何が得られるか
健康や筋肥大は休みがなければ成り立たない
休む事は筋肥大やトレーニング、生活の質が向上する
オーバーワークの恐ろしさ
最近トレーニング系のお話しばかりでモチベーションが上がった方もいらっしゃると嬉しいです。
しかし張り切り過ぎて休む事を疎かにしているとその頑張りがもったいないことになりますよ?
これは筋トレだけに言える話しではなく、心や身体の健康面でも同じ事が言えます。
適度な休みは質の良い仕事やクリエイティブなアイデアと閃きに繋がるのです。
身体のSOSサインを無視するとどうなる?
冒頭でのやりとりで筋トレ前に眠たいし身体がだるいという症状を記載しました。
これは身体が十分に回復していないケースがあります。
この時にハードなトレーニングをしてしまうとストレスを感じやすくなります。
もしうまく脳内のスイッチが前向きになればいいのですが、そうでないなら危険です。
呼吸も乱れフォームも乱れ、筋トレに集中できなくなります。
その結果
- 怪我のリスクが高まる
- コルチゾールによる弊害
- トレーニングの質の低下
に繋がります。
そして十分に回復していないのは筋肉だけではなく関節や腱などの部位も同じく回復していない可能性が大きいです。
そうなると関節痛や筋を違えたり腱鞘炎などの筋肉以外の怪我が発生する可能性があります。
こちらは癖になりやすくまた治るのも非常に遅いため、トレーニングの復帰が長引いてしまいます。
そうなってしまうとそもそもトレーニング自体もできなくなりますので休む事も筋トレと言えるでしょう。
筋肉疲労だけに注目しがちですが総合的な回復を視野に入れてセットを組むことをおすすめいたします。
どうしても身体を動かしたい場合には非常に軽い重量と10回程度の回数で丁寧にトレーニングをするのはどうでしょう?
または途中から15分程度の有酸素運動に切り替えるのもいいです。
これらはアクティブレストと言い、身体を動かし血流を良くすることで回復を促します。
また身体を動かしてストレッチや筋肉の固まりを防いでくれるのでどうしてもジムに行きたい方にはおすすめです。
くれぐれも重い重量に切り替えたり30分以上走ったりはご遠慮ください。
休むと決めたのに休まないのはやると決めてやらないことと同じ意味です。
栄養も大事、資材の供給にご協力をお願いします。
休養と同じく栄養も大事です。
そらそうだとお思いでしょうが案外出来ていない方も多いのでおさらいしておきます。
- 野菜中心でビタミンや食物繊維
- タンパク質多めでアミノ酸も十分に補充
- 程々の炭水化物で糖質(エネルギー)をしっかり補給
栄養は身体の資材です。
これらがジャンクフードやお菓子、炭水化物中心であると100均の資材で家を建てるようなものです。
そんなお家では暮らしたくないですよね?
また筋肉などの身体作りだけではなく美容や脳の働きまでもがこれらに大きく左右されます。
つまり栄養の選定は日頃のパフォーマンスに対する投資なので決して手は抜かないようにお気を付けください。
頑丈な骨組みと綺麗な外壁、最新の設備の家には全てそれなりの資材が必要になることは人間でも同じことなのです。
オーバーワークの脅威!!
それでもオーバーワークになる方はいらっしゃいます。
理由は昨今の間違った筋トレへの認識でしょう。
最近はプロのボディビルダーやアマチュアでも凄い身体の方がYouTubeなどでトレーニングの解説をしています。
それを鵜吞みにして同じ頻度やトレーニングメニューを組んだりする方が多いのです。
結果、休養が上手く取れずにオーバーワークとなります。
身体を限界まで酷使すれば自然と疲れて眠るだろうとお思いでしょうが、それは大きな勘違いです。
もちろん疲れて眠るには違いありませんが、それは気絶に近い睡眠であったり
そもそも睡眠の質や時間によっては十分な回復をしないケースもございます。
そんなオーバーワーク状態で初心者がトレーニングに挑むと前半でお話ししたデメリットを被ることとなります。
また日頃からオーバーワークになると睡眠の質が低下し、睡眠が浅い、中途覚醒、熟睡できない、というような現象が増えていく方が多いです。
オーバーワークとはオーバーしているからオーバーワークなのです。
これを理解して適切な休みが取れないのであればオーバーワークになってはいけません。
またオーバーワークになる場合はトレーニング自体が高負荷すぎる場合がございます。
そうなるとエネルギー不足解消のために身体は筋肉を使ってエネルギーを作ろうとします。
※コルチゾールやトレーニング中の栄養補給に気を付けて言えば軽減は可能です。
通常のトレーニングでもこの現象は起こりますがこれがオーバーワークになると更に増えるそうなのでくれぐれもご注意ください。
筋肉を増やすためのトレーニングで筋肉を減らしていては本末転倒です。
ご自身にあったトレーニングの量と質、休養、栄養をしっかりと補給して見事な身体を作りあげて下さいね。
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